2024年4月17日水曜日

においは強烈ながらおいしいくさや

こんばんは、こうちゃんです

今回は、
においが強烈でクセがあるが、好きな人にはたまらない

くさや

のご紹介です。

そのあまりに強烈なにおいから珍味とされ、苦手な人には敬遠されていますが、栄養価も高く、タンパク質が熟成し、味わいもすばらしいと、愛好家には絶賛されているくさやですが、
まずは、くさやとは、といったところから。



くさやは、魚類の干物の一つで、伊豆諸島の特産品として知られている。クサヤモロなどの新鮮な魚を「くさや液」と呼ばれる魚醤に似た独特の匂いや風味をもつ発酵液に浸潤させた後これを天日干しにした食品である。
新島における方言で魚全般を指して「ヨ」と言われており「臭い」+「魚」=「クサヨ」が転じて「クサヤ」になったと言われている。また、新島ではくさやを製造している水産加工業者を指して「イサバヤ」と呼んでいる。

くさやは、新鮮なムロアジ類(クサヤモロなど)、トビウオ類、シイラなどの魚を使用した干物であり、伊豆諸島での生産が盛んである。
味は塩辛いながらもまろやかさがあり、味わいから感じるほど塩分は高くはない。独特の匂いによって好き嫌いが分かれるが、日本人が好きな発酵した魚の香りやうま味から、ご飯のおかず以外に、「島焼酎」と呼ばれる伊豆諸島産の焼酎や、コシの強い(乳酸の多い)日本酒によく合うとされる。

開いた新鮮な魚を、「くさや液」(くさや汁)と呼ばれる浸け汁に8 - 20時間ほど浸け込み、くさや液をよくなじませてから真水で洗浄し、天日に1 - 2日ほど干す。
一般の干物製造と同様に、近年は天日によらず、乾燥機などを使用した強制乾燥も行われている。 出荷に際しては、独特の臭気があるため、大抵は臭いが漏れないような配慮がなされ、真空パックや瓶詰めなどとして出荷される。
一般的には焼いて食べるが、生でも美味しく食べることができる。

産地は東京都の伊豆諸島各島で、特に新島、八丈島、伊豆大島、三宅島などが盛んであるが、現在は、小笠原諸島の父島でも生産している。新島村にはくさやの加工団地があり、その所在地は「東京都新島村本村くさやの里」である。
三宅島におけるくさや製造は2000年の三宅島噴火による全島避難により壊滅したが、一部の製造者は近年の帰島後、新島の製造者よりくさや液を提供され、くさや製造を一時再開したが、材料となる魚種が近海で採れなくなったため、現在はくさや液の維持のみを行っている。



くさやの魅力、それは独特の風味と奥深い味わいにあり!

くさやは、独特の香りと見た目から敬遠されがちですが、一度食べるとその虜になる人が続出する、まさに「クセになる味」です。

くさやの魅力を深掘り!

強烈な香りと風味: くさや液に漬け込むことで生まれた独特の香りは、人によっては強烈に感じるかもしれませんが、それがくさやの最大の魅力です。一度嗅ぐと忘れられない、中毒性のある香りとも言えます。
深い旨味: くさや液に含まれるアミノ酸が、魚本来の旨みを凝縮させ、深い味わいを生み出します。噛めば噛むほどに旨みが口の中に広がり、お酒との相性も抜群です。
栄養満点: くさやは、良質なタンパク質やカルシウム、ビタミン類などが豊富に含まれており、栄養価が高い食品です。
歴史と文化: くさやは、伊豆諸島で古くから作られてきた伝統的な食品です。地域の歴史や文化を感じることができます。

くさやの選び方と食べ方

選び方: 生のくさや、焼き上がったくさやなど、さまざまなタイプがあります。初めての方は、焼き上がったものを試してみるのがおすすめです。
食べ方: 焼いて食べるのが一般的ですが、煮物や炒め物など、他の料理に使うこともできます。
合わせる飲み物: 焼酎やビールなど、アルコールとの相性が抜群です。日本酒やワインとの組み合わせもおすすめです。

くさやの気になる臭いについて

くさやの臭いは、人によって感じ方が大きく異なります。苦手な人は、強烈な臭いと感じるかもしれませんが、好きになる人は、その独特の香りを魅力的に感じるでしょう。

臭いを軽減する方法: くさやを焼く前に、表面を水で洗うことで、臭いを少し抑えることができます。
食べ方次第で臭いは気にならない: 他の食材と一緒に調理したり、タレをかけたりすることで、臭いを気にすることなく食べることができます。

くさやを使ったおすすめのレシピ

くさやの焼き物: シンプルに焼いて、その旨みを味わうのがおすすめです。
くさやの炒め物: 野菜と一緒に炒めると、風味豊かな一品になります。
くさやの炊き込みご飯: ご飯に混ぜて炊くと、独特の風味を楽しめる炊き込みご飯になります。

くさやは、独特の風味と奥深い味わいが魅力の、まさに「クセになる味」です。一度食べると、その虜になる人も多いでしょう。

こうちゃん



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