2024年7月10日水曜日

畑のキャビアとんぶり

 こんばんは、こうちゃんです。


今回は、野菜?植物?の珍味、


とんぶり


のご紹介です。

畑のキャビアとも言われ、安価ながらプチプチ食感がたまらず、おいしい食材です。



まずはとんぶりとは何か、というところから


とんぶりは、アカザ科ホウキギ属の一年草であるホウキギ(学名Bassia scoparia (L.) A.J.Scott (synonym Kochia scoparia (L.) Schrad.)ホウキソウ、ホウキグサ)の成熟果実を加熱加工した物の、日本語での名称である。日本では古来、民間療法で用いる生薬の一つであったが、現代では日本文化における食品の一つとして用いられることが多くなった。

食品としての「とんぶり」の由来は、箒の材料とするためにホウキギを広く民間で栽培していた近世の日本にて、飢饉に瀕した出羽国の米代川流域(現・秋田県比内地方)に暮らす民がその果実をなんとか工夫して食べることに迫られ、加工したのが始まりとされる。以後、これが当地域の特産物として定着し、現在、国内で商品としてとんぶりを継続して生産・出荷している産地は大館市のみと言われている。

とんぶりの生産方法は以下の通り。

ホウキギの成熟した実をコンバイン等で収穫。

1週間ほど天日や乾燥機で乾燥させる。

乾燥した実を釜で十分に煮て、24時間湯温でふやかす。

実を揉んで果皮(外皮)を取り除き、脱水する。

直径1~2mm程度の粒状で、味は無味無臭だが、プチプチとした歯触りを楽しむ食材として使われることが多く、「畑のキャビア」とも呼ばれる。



ちょっと珍しい食材ですが、最近ではスーパーなどでも売っていますので、このプチプチ食感を楽しんでみるとよいかと。もちろん値段が激安ですから、本物のキャビアには及びませんが、まったく別の食材として十分楽しめます。


「とんぶり」は、秋田県大館市周辺で古くから栽培されている、ホウキギという植物の種子を加工した食品です。見た目がキャビアに似ていることから、「畑のキャビア」とも呼ばれ、プチプチとした食感が特徴です。

とんぶりの特徴

  • プチプチとした食感: とんぶりの最大の魅力は、その独特のプチプチとした食感です。まるでキャビアを食べているような感覚を味わえます。
  • 上品な甘み: ほのかな甘みがあり、上品な味わいが特徴です。
  • 栄養豊富: ビタミンB1、ビタミンE、食物繊維などが豊富に含まれており、健康にも良い食材です。

とんぶりの歴史と産地

  • 歴史: とんぶりは、秋田県大館市周辺で古くから栽培されてきた歴史があり、江戸時代には飢饉の際の食料として重宝されていました。
  • 産地: 秋田県大館市が最大の産地であり、「大館とんぶり」として地理的表示(GI)にも登録されています。

とんぶりの栄養価

とんぶりには、以下のような栄養素が豊富に含まれています。

  • ビタミンB1: 炭水化物の代謝を促進し、疲労回復を助けます。
  • ビタミンE: 抗酸化作用があり、老化防止に効果が期待できます。
  • 食物繊維: 腸内環境を整え、便秘解消に役立ちます。

とんぶりの食べ方

とんぶりは、様々な料理に利用できます。

  • そのまま食べる: ご飯にのせたり、サラダにトッピングしたりして、そのまま食べることができます。
  • 和え物: きゅうりやわかめなどと一緒に和え物にするのもおすすめです。
  • 炒め物: 肉や野菜と一緒に炒め物にすることで、食感のアクセントになります。
  • パスタ: パスタに混ぜて、和風パスタに仕上げるのも美味しいです。

とんぶりの選び方と保存方法

  • 選び方: 粒が揃っていて、ツヤがあり、ハリのあるものを選びましょう。
  • 保存方法: 冷蔵庫で保存し、なるべく早く使い切りましょう。

まとめ

とんぶりは、プチプチとした食感が楽しく、栄養も豊富な食材です。様々な料理に活用できるので、ぜひ一度試してみてください。


ちなみに、キャビアは魚卵で海鮮ものによく合うとすれば、

とんぶりは野の物なので、野菜や山菜などと合い、とろろに乗せたり、サラダにかけたり、庶民的な食事に活きる食材です。


参考

https://raregourmet.flatsubaru.net/doku.php?id=%E3%81%A8%E3%82%93%E3%81%B6%E3%82%8A


こうちゃん





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